もち(餅)について

昔から人の生命に力を与える食物とされるお餅は、お酒と並んで祭りや行事の供物として欠かせないものでした。お餅には「神霊の宿るもの」という言い 伝えがあり、供物を意味する「おそなえ」という言葉が、重ね餅の代名詞となっていることがわかります。現在のお餅はお正月や節句、誕生日祝い、季節 の行事など日本のお祝い行事に

much mochi 食べる"ハレ"の特別な食べ物として保存性の高い包装もちが出回り、一年中食べられる日常の食品となっています。 お餅は日常的に食べる粳(うるち) 米に比べて粘り気のあるもち米を磨ぎ、水気を切り、蒸し布で包んだものを蒸篭蒸(せいろ)等の蒸し器で蒸して、木製の杵と石や木を底の平たい擂り鉢 状に穿って作られた臼の中で搗(つ)いておもな餅の種類に掲げる形状に成形したもの、または加工した食品です。


もち(餅)の成分

お餅はもちろん、お米から出来ているわけですがお餅に使われているお米は糯(もち)米と呼ばれるもの。ちなみにご飯にするお米は粳(うるち)米です。 粳米も糯米も共にでんぷんが主成分。76%を占めます。他の成分としては、水15.5%、たんぱく質6.5%、脂質0.8%前後と大差はありません。でんぷん 質を多く含む穀物はみな、重要なカロリー源であり、人間の欠かせない基本的栄養素でもあります。つまり、ご飯もお餅もおなかを満たす点では、同じよ うな食べ物と言えます。